FuturedMeは、東京理科大学 独自の創薬技術「CANDDY™」をもとに設立されました。CANDDY™は、生体内のタンパク質分解現象を利用して、小分子を用いて病気の原因になるタンパク質(標的)を、「阻害」ではなく「分解」に誘導する「標的タンパク質分解創薬技術」です。FuturedMeは、創薬の世界でゲームチェンジを起こし、「未来(Future)の薬CANDDY™ (drug=degrader)」をひとり一人(Me)にとどけて行きます。
FuturedMeのミッションは、「今、薬がない人に薬をとどける(No patients without medicine)」です。CANDDY™プラットフォーム(タンパク質分解創薬プラットフォーム)を用いて、「既存の技術では創薬困難な標的(アンドラッガブル・ターゲット)」の医薬品開発に挑戦します。現在、遺伝子パネル診断が開始されましたが、診断された自分の標的に薬のある人は2−3割です。我々が目指すのは、すべての人に「あなたの薬はこれですよ。」と言える未来です。すなわち、アンドラッガブルをドラッガブルにすることです。
FuturedMeは、CANDDY™プラットフォーム(タンパク質分解創薬プラットフォーム)を用いて、新しい小分子を医薬品候補として生み出す科学のパイオニアです。 CANDDY™テクノロジーは、東京理科大学の教授 宮本悦子(宮本分子医科学研究室HP)によって発明されました。 CANDDY™はユビキチン化の工程に依存しません。直接的に、小分子によって標的をプロテアソームに誘導して分解する技術です。伝統的な薬のように単にタンパク質の機能を阻害するのではなく、細胞の天然のタンパク質分解機構を使って目的のタンパク質を分解することができます。利点は、技術の適応範囲の広さと柔軟性であり、設計とプロファイリングをより簡単に行えるため、CANDDY™はひとり一人にあった薬を創る新しい時代の技術です。
社名 | 株式会社FuturedMe |
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設立 | 2018年6月26日 |
社員数 (役員含む) | 8 名(内博士3名; 2023年5月現在) |
所在地 | 本 社 東京都中央区日本橋本町2-3-11-5F 研究所 千葉県柏市柏の葉5-4-6東葛テクノプラザ/東大柏ベンチャープラザ |
役員 |
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取引銀行 | みずほ銀行 |
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